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学科 社会福祉学科
年度 2011
ゼミ名 木原 活信
タイトル 中途障害者の支援の在り方―三重県の志摩市を一例として―
内容  今の社会において脳卒中などの疾患や,事故により失語症や,片麻痺,高次脳機能障害となり中途障害者となった人は多く存在する.彼らが病院での入院期間などを終え,地域に帰ってきた時に,健常者であった時と地域での暮らしやすさはどのように変わるのだろうか.リハビリ施設や,バリアフリー,移動支援の面など中途障害者が地域で生きていくためには問題点や支援として足りない点が多くあると考える.本論文では,中途障害者を支援するうえでの問題点や課題を当事者へのアンケートや現地調査,文献などから考察した.そして当事者が地域で生きていくためにはどういった支援があれば良いのかを,三重県の志摩市を一例として取り上げ研究し,中途障害者の支援においては移動支援,家族支援など多くの支援があるなかで,何よりも心の支援が重要であると結論づけた.
講評  中途障害者を支援するうえでの諸問題や諸課題といったものを、実際の障害当事者へのアンケートや現地調査,文献などから吟味したものである。当事者が地域で生きていくためにはどういった支援があれば良いのかを,具体的に三重県の志摩市を一例として取り上げ、「心の支援」が最重要であると結論づけたものとなった。丁寧に論文を仕上げ、特に地元の志摩市を丹念に整理して紹介した点は高く評価できます。今後は、しっかり京都でがんばってください。
キーワード1 中途障害者
キーワード2 心の支援
キーワード3 志摩市
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