詳細 | |
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学科 | 社会学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 立木 茂雄 |
タイトル | 女子学生から見る、高校/共学出身者と高校/女子高出身者の ジェンダー意識比較調査 |
内容 | 男女共学の学校では「男女平等」・「差異化」が存在するが、女子別学では「男女平等」・「差異化」が存在しないのではないかと考え、学校教育の最終段階である大学に在籍している女子学生に焦点を当て、女子高出身者と共学出身者のどちらの女性がジェンダー意識を強く持っているのかをアンケート調査によって導き出した。結果、女子高出身の女性のほうが共学出身の女性に比べてジェンダー意識が強いことが証明された。現在の女子高等学校は、男性の中学校に相当する中等教育機関である高等女学校が1947年の教育基本法の原則により、更には教育の機会均等法に保証されるように現在まで残されてきた学校として理解することができる。また、当時の中等教育機関である高等女学校は「良妻賢母主義」が大きく掲げられており、これが現代の女子高等学校の理念として根底にまだ残っていたため、影響を及ぼしたと考察した。 |
講評 | 本年度は16本の卒論が執筆されました。その内訳を大別すると、大きく4つのグループに分かれました。(1)家族社会学に関する実証・文献研究が5本、(2)社会学的自己論に関する実証研究が4本、(3)防災および防犯に関する実証研究が4本、(4)その他が3本(NPO内の人間関係、芸術家の社会関係、知識社会学的理論研究)でした。どの研究も3回生の終わりには先行研究のレビューを済ませ、就職活動の合間を縫うようにして現場でデータを集め、関連研究をフォローし、論を理組み立てるといった作業を精力的におこなった力作がそろいました。 |
キーワード1 | ジェンダー |
キーワード2 | 女性 |
キーワード3 | 隠れたカリキュラム |
キーワード4 | 女子高 |
キーワード5 | |
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