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学科 社会福祉学科
年度 2011
ゼミ名 木原 活信
タイトル アルコール依存症に関する知識の普及について―大学生・大学院生へのアンケート調査からの一考察―
内容  アルコール依存症は飲酒する人であれば誰でもなる可能性のある病気である.そのアルコール依存症のことを,大学生・大学院生はどの程度知っているのだろうか.中学校や高等学校で習う保健体育でアルコール依存症に関する知識が身に付いているのだろうか.これらの疑問からアルコール依存症について,大学生・大学院生にアンケート調査を実施し,以前にアルコールが体に与える影響について学んだことがある人とない人で比較した.中学校や高等学校でアルコールが体に与える影響について学んだ人とそうでない人の差は,ほとんどなく,現在の教育ではアルコール依存症についての知識の差はないことが明らかになった.また身近にアルコール依存症の人がいる人の方がいない人よりも正しい知識を得ていた.現在の教育で普及されている知識もあるが,より誤解をなくすために,アルコール依存症が身近な病気であるということを強調し当事者意識をもってもらった上で,アルコール依存症に関する正しい知識を身に付ける必要性を述べた.
講評 テーマ設定を夏休みの精神保健福祉の実習経験を機に、シフトさせ、より具象化させ、アルコール依存症に関する知識の普及を論点としてシンプル化させた点は、当初心配されたが、結果的にそれでうまくいったのではないかと思われます。特に、大学生・大学院生へのアンケート調査を実施してそこから分析して考察している点はオリジナリティもあり評価できる。今後は、これらの課題を背負いながら精神科ソーシャルワーカーとしてがんばってほしいですね。
キーワード1 アルコール依存症
キーワード2 飲酒
キーワード3 アルコール依存症についての教育
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