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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 木原 活信 |
タイトル | 児童虐待防止ネットワークの課題とその解決のための考察―京都市の取り組みから― |
内容 | 近年,児童虐待問題においては虐待の防止から保護までの一連の支援体制の構築,すなわちネットワークの充実が求められている.児童虐待防止を目的としたネットワークは各地で誕生し活動しているが,本稿では児童虐待対策に積極的に取り組もうとしている自治体の一つである京都市の児童虐待防止ネットワークを取り上げた.京都市における児童虐待防止ネットワークの現状を整理し,課題を踏まえた上でより良いネットワークを構築するための考察を行った.その結果,地域で虐待を防止,発見,保護,ケアという一連の支援のために必要なネットワークのあり方は(1)統一的なルールを定着させること,(2)各機関への虐待防止意識向上に向けたアプローチおよび連携強化,(3)妊娠段階での虐待防止支援や地域住民の虐待理解とネットワークへの参加,(4)「学生のまち」という特徴を生かした京都市ならではの支援体制の確立が必要であるという考察が示された. |
講評 | 児童虐待対策に積極的に取り組もうとしている京都市の児童虐待防止ネットワークの事例を中心に児童虐待防止ネットワークの現状を整理し,課題を踏まえた上でより良いネットワークを構築するための考察を行ったもので、大変、丁寧に現実の政策を分析することができた点は評価できる.今後は行政の立場として一層、研鑽を積んで欲しいと思います。 がんばってください。 |
キーワード1 | 児童虐待 |
キーワード2 | ネットワーク |
キーワード3 | 京都市 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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