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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 障害児がいるきょうだいへの働きかけ―きょうだい支援の意義と必要性― |
内容 | 私たちの社会には障害児・者と言われる人たちが存在する。当事者への支援や家族(主に保護者)への支援がある中で,本稿では障害児・者のきょうだいに焦点を当て,きょうだい支援について考えていく。 障害児のきょうだいは,障害児と共に生活していく中で,程度の差はあれ,父親的・母親的な役割をしていることが多い。時に,父親的・母親的役割がきょうだいにとって負担になることもあるだろう。彼らは,障害児のきょうだいであるための特有の課題に直面したり,特有の思いを抱えて悩んだりすることがあると考える。きょうだいは,どのような課題に直面し,どのような思いを抱えているのかを明らかにし,きょうだい支援を行うことで,きょうだいが抱える課題や思いを小さくすることはできるのか,きょうだい支援の意義と必要性を考察していく。 本稿では,障害児・者を「障害児」と表記し,障害児・者の兄弟・姉妹を「きょうだい」と表記する。また,きょうだいをただ,支援の対象者として見ないように気をつけていきたい。 |
講評 | 本論文は、障害児者への支援の中で、本人や親支援については多くの検討がなされてきているが、きょうだいを対象としたものはまだまだ少ないという問題意識に根ざしたものである。きょうだいがそれぞれに「自分の」人生を生きることの大切さを考えさせられる。 |
キーワード1 | きょうだい支援 |
キーワード2 | 障害児 |
キーワード3 | 家庭 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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