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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 高齢社会におけるソーシャル・インクルージョン―誰もがつながり、居場所を持てる社会へ― |
内容 | 本論文では、無縁社会、高齢者の孤立死という問題を取り上げ、高齢者を取り巻く現代社会の姿を明らかにする。そして、人と人のつながりの薄れてしまった現代において、地域での高齢者の暮らしをサポートするために、ソーシャル・インクルージョンの概念を通して、高齢者を包摂(排除するのではなく包み込むこと)し、人々が共に支えあう社会について考える。高齢者が地域に包摂され、いきいきと生活している例を取り上げ、他の地域がどのような点を参考にするべきかを考察する。 そして、高齢化が進む日本において、ソーシャル・インクルージョンの概念を学び、高齢者にとって住みやすい社会はどのような社会かを考えることは、高齢者のみならず、すべての人を包み込む社会につながることを主張する。 最後に、今後ますます高齢化が進んでゆく中で、高齢者にとってどのような社会が望ましいか、そして高齢者にとって生きがいとは何かを筆者なりに考える。 |
講評 | 本論文は、地域での高齢者の社会的孤立の問題に挑んだものである。人口の高齢化が進む中で、高齢者の地域での暮らしをどう支えていくかは重要な課題である。「社会的包摂」の概念を駆使しながら、誰もが安心して老いることができる社会のあり方を提唱している |
キーワード1 | 高齢者 |
キーワード2 | 無縁社会 |
キーワード3 | ソーシャル・インクルージョン |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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