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学科 社会福祉学科
年度 2011
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル 社交不安障害・パニック障害と共に生きる人々-当事者の声から分かること-
内容  ここ数年多く取り上げられている不安障害のなかから社交不安障害及びパニック障害に焦点を当て研究を進める。これらの障害は発症率が3~13%と、決して少ない数字ではない。しかしながらこの障害の特徴は、当事者が自身の障害について自覚していない場合が多いという点である。当事者には訳も分からず突然襲う不安に日々悩まされているという現状があるため、この対策としてまず社会全体の認知度を上げる必要性があると言える。
 本稿では、この見えない障害をより深く理解する為に筆者が参加した自助グループの活動についての報告と、当事者とのインタビュー内容を紹介する。当事者はどのような思いを抱え生活しているかというリアリティに迫り、これらの障害における筆者なりの考察を述べる。当事者の声を通してでしか得ることのできない、これらの障害における課題を明らかにすることができるのではないだろうか。

講評 本論文は、社会不安障害・パニック障害という、外からは見えにくい障害をもつ当事者の苦しみに寄り添う論考である。筆者が参加した自助グループの取り組みの実際や当事者の声を大切にしたリアリティある考察により、私たちの理解を促す内容となっている。
キーワード1 不安
キーワード2 見えない障害
キーワード3 社会的認知度
キーワード4  
キーワード5  
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