詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 発達障害者から見た世界―自分らしくいきることとは― |
内容 | 本稿では、発達障害を抱える人々の視点から見た現代社会で生じている生き辛さや問題の所在について述べていく。発達障害者と呼ばれている人々が、実際に何に生き辛さを感じ、どのような困難を抱えているのかを、実習で出会った発達障害者の事例を通して明らかにする。そして、現在取り組まれている発達障害者支援の実際や課題などを考察し、当事者の置かれている現状と比較しながら筆者が考える今後の社会の在り方について述べていく。彼らの声や思いを汲み取り、自分らしく生きていける社会とは何か、また誰もが生きやすい社会になるためにはどのような考え方が必要なのかを探求する。支援する・されるという関係性ではなく、社会の一員として一人ひとりが自分の能力や個性を大切にしていけることが重要なのではないだろうか。違いを認め合い、どのような人でも受け入れられ一人の人間として尊重される社会を互いに築き上げていくことが必要だと考える。 |
講評 | 本論文は、今日注目されている発達障害に焦点を当てて、当事者の生きる世界を出来る限り言葉にするべく取り組んだ力作である。発達障害を抱える当事者の様々な思いやその生きづらさとともに必要な支援に関する考察は、読む者の理解と視野を拡げてくれる。 |
キーワード1 | 発達障害 |
キーワード2 | 生き辛さ |
キーワード3 | 個性 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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