詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 子どもに対する犯罪の予防に関する考察―犯罪機会論と地域安全マップ― |
内容 | 犯罪の被害に遭わないこと、それはだれもが望むことである。しかし、そのためには、なぜ犯罪が起こるのかを知る必要がある。犯罪者の「心」や「身の上」に注目しても、それだけでは到底、犯罪を防ぐことはできない。では、どうすれば犯罪を防ぐことができるのか。犯罪が起こる「場所」に注目すればよいのである。本稿では、犯罪機会論の考え方に基づき、抵抗性・領域性・監視性の視点から、子どもに対する犯罪予防について述べていく。地域安全マップが子どもに対する犯罪予防にどれだけ有効であるか述べつつ、どのような街づくりが、子どもにとって安心・安全であるかを考察する。犯罪のほとんどが、入りやすい場所と見えにくい場所で起きているとすれば、そこを入りにくく見えやすい場所に変えたりすれば、ほとんどの犯罪は防げるはずである。犯罪が起きやすい場所は、どのような場所なのかを理解することで、知らない場所に行っても、そこが危険かどうか見極められるはずである。 |
講評 | 本論文は、子どもに対する犯罪予防をテーマに、いわゆる「犯罪機会論」の考え方をベースにした考察を行ったものである。子どもの安全を護る、すなわち犯罪が起こりにくい地域づくりに向けた「地域安全マップ」の作成は、地域の福祉力の向上にもつながる。 |
キーワード1 | 犯罪機会論 |
キーワード2 | 地域安全マップ |
キーワード3 | |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |