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学科 社会福祉学科
年度 2011
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル がんと共に生きる―当事者の視点から考える患者、家族双方への支援―
内容  がん患者だけではなく、その家族も支えられる対象でなければならない。がん患者に対するケアに関してはたくさん唱えられているが、家族に対するケアはあまり重要視されていないように感じる。がん患者が闘病生活を送る際、家族の支えは必要不可欠だ。しかし、家族自身も病気に対して大きなストレスを持っていることが多い。その際に家族の抱える不安や問題を取り除くことができれば、家族は患者の看護に対して最大限の力を注ぐことができる。そしてそのことが患者自身のQOLを高めることにつながるのではないだろうか。本稿では当事者の意見を参考に、闘病生活の中でがん患者や家族が抱える問題を明らかにし、最適な支援は何かということについて経済的、心理的観点から考察する。その中で、患者や家族が様々な面において負担を強いられている現状を打破し、国や地域、病院等が協力して患者や家族を支えていく必要があるということを主張したい。患者と家族の双方に焦点をあて、がんと共に生きるということについて考察していく。
講評 本論文は、がん患者と家族へのケアについて考察したものである。患者本人の闘病生活を支えるためには、その家族も支えられなければならないという筆者の主張は説得力に富む。患者や家族のQOLという観点から、がんと共に生きるということを考えさせられる。
キーワード1 がん
キーワード2 家族
キーワード3 QOL
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