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学科 社会福祉学科
年度 2011
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル ホームレス支援―現状と課題―
内容 2008年9月のリーマン・ブラザーズの破綻、いわゆるリーマン・ショックをきっかけに、日本の製造業は大打撃を受けた。その影響で派遣社員が派遣切りに逢い、契約社員が契約を打ち切られる事態となった。派遣切りや契約打ち切りとなった者の多くが、住宅に住み続けることができず、路上で生活をせざるを得ない事態となり、ネットカフェ難民やホームレスの数が急増することとなった。私は今、大阪の釜ヶ崎でホームレス支援のボランティアを行っている。この活動を通して、学んだことや新たに生まれた疑問がある。これらのことについて調べ、私自身学びを深めていくことで、ホームレスを支援し、また、ホームレスになる危険性のある人々への支援を充実させる足がかりとしたいと思い、本論文を制作することとした。
講評 <ホームレス支援のボランティア活動からの考察>  「ホームレスとは,血縁関係が崩壊した過程の中で孤立を生み,そして地域というコミュニティからも孤立し,会社という組織から切り離された者たちであった.しかし,彼らはホームレス仲間を作り,縁を結んでいる.ホームレスだから無縁であるというよりもむしろ,無縁であったからホームレスにならざるを得なかったように感じられた.もし彼らがたった一つの『縁』にすがることができていたら,ホームレスとして人生の最期を迎えることはなかったかもしれない.私は無縁への対策を行なうことでホームレス予防のひとつになるのではないかと考える」
キーワード1 ホームレス
キーワード2 ハウスレス
キーワード3 無縁社会
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