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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | これからの多文化共生教育―在日ブラジル人の不就学問題に焦点を当てて― |
内容 | 1980年代後半から日本には新興国出身者が増加している。中でもブラジル人は自動車産業に従事する出稼ぎ労働者として、愛知、岐阜、三重、静岡の4つの都道府県に集中している。このように日本の産業界に外国人労働者が増えている理由は、生産年齢人口の減少により労働力不足が顕著となってきているからであろう。 一方で、教育界ではある問題が起きている。それは学校に在籍せず、教育を受ける機会を持たない「不就学問題」についてだ。ユニセフが掲げるように、教育は人間の基本的人権の1つである。この問題が日本国籍を持たない子どものみに生じている背景には、きっと日本社会がグローバル化を目指す上で乗り越えていかなければならない壁があると考えた。そこで、本研究では日系ブラジル人の子どもの不就学問題に焦点を当て、日本の公立小中学校で外国人児童生徒の受け入れを充実させることを目標に、多文化共生教育の可能性について明らかにしていく。 |
講評 | 在日ブラジル人の子どもたちの「不就学問題」について検討し、教育を受けるという基本的人権が保障されていない日本の現状を明らかにしました。こうした問題は政府の問題であると同時に、私たち一人一人の市民が考えていかなければならない問題であり、社会人となってからも論文で明らかになった日本の現状について関心を持ち続けてもらいたいと思います。 |
キーワード1 | グローバル社会 |
キーワード2 | ブラジル人 |
キーワード3 | 多文化共生教育 |
キーワード4 | |
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