詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 永田 祐 |
タイトル | 地域ぐるみの教育の可能性 |
内容 | 今日、教育をめぐる問題は依然として厳しいものがある。社会構造の変化による血縁的・地縁的なつながりが家庭・地域の教育力を弱め、それにより過度な期待やプレッシャーにさらされている学校が悲鳴をあげている。子どもたちに学力や体力の向上だけでなく、生きる力や社会性、人間性を育ませるためには、いま一度、学校を拠点として、学校・家庭・地域それぞれが手を取り合い、補完し合いながら教(共)育ネットワークを構築し、より良いコミュニティにしていこうとする動きが求められている。そして、そうした動きがさらに人を動かし学校や地域をつくり、市民性を高めることにつながっていくのである。本稿では、教育をめぐる問題と開かれた学校が求められるようになった経緯を明らかにするとともに、コミュニティ・スクールとして地域と連携し魅力的な教育活動を行うことができている学校の取り組みを取り上げ、そのさまざまな波及効果について考察していく。 |
講評 | 学校がすべてを抱え込むのではなく、地域と連携し、よりよい学校づくりを行っていく方向性を検討しました。今、地域社会の問題の多くは高齢化や子育てといった福祉の問題です。社会福祉を学んだことを、学校と地域との連携を考えるうえで大いに生かしていってほしいと思います。ドラマになるような熱血教師もいいですが、ゆったりとした雰囲気を必要とする子どもたちがたくさんいるはずです。教育の世界で、福祉で学んだことを活かしていってくれることを期待しています。 |
キーワード1 | 教(共)育ネットワーク |
キーワード2 | 開かれた学校 |
キーワード3 | コミュニティ・スクール |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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