詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | 野村 裕美 |
タイトル | 薬物依存者に対するソーシャルワーカーの役割 |
内容 | 近年、日本社会において、薬物依存者の増加が大きな問題となっている。薬物依存者を取り締まる法整備は進んでおり、出所後のアフターケアも広がりつつある。しかしながら、薬物乱用・依存者の数は一向に減少することなく、増加する一方である。 本論文では、論題をもとに文献や資料などを参考にし、薬物乱用・依存者が薬物に手を出してしまう背景や、薬物依存対策の歴史や現状にあるいくつかの問題を考える。たとえば、薬物依存者本人に関する支援は多種多様なものがあるが、その薬物依存者の周囲の人間、特に一番関わりの深い家族に関する支援の数はまだ少ない。特に母親は子どもが薬物依存に陥ったことを自分の責任と思い込みやすく、恥だと感じ、溜めこんでしまい、誰にも相談できず、孤立状態に陥りやすい。そこで薬物依存者の家族の会の活用などを通じて家族のサポート・ケアとすることはとても重要である。今後は厳罰を基本とした現在の政策をもう一度顧みて、薬物依存者に対して更なる効果的な支援方法を探すことが求められているのではないかと考える。 |
講評 | |
キーワード1 | 薬物依存 |
キーワード2 | 家族援助 |
キーワード3 | セルフヘルプグループ |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |