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学科 社会学科
年度 2008
ゼミ名 立木 茂雄
タイトル バザールカフェとYさん
内容 バザールカフェプロジェクトとは、日本キリスト教団京都教区と、様々な市民団体と活動していた人達との共同プロジェクトとして、1998年頃に立ち上げられたNGO活動である。このバザールカフェに所属している人々が、「大学の卒業」や「仕事の関係で」というものを理由に辞めていたのが、近年、「人間関係の悪化」や「精神的なしんどさ」を理由に辞めていくようになった。
この論文では、実際にバザールカフェに所属していたが、人間関係の悪化を理由に辞めていったYさん、Fさん、Kさん(これらをまとめて以下Yグループ)のインタビュー調査結果をあげて、辞めていく理由が変わった原因について考察していく。
 第一章の序論ではバザールカフェの概要説明をする。第二章ではYグループのバザールカフェへの関わり始めから、辞めていくまでの経緯について説明する。第三章では、二章で説明した各段階における集団行動の個々人の力について考える。第四章では、何故Yグループが辞めていったのかを考察し、これからについての提案を述べた。
 以上が本論文の要旨である。
講評  本年度は16本の卒論が執筆されました。その内訳を大別すると、大きく4つのグループに分かれました。(1)家族社会学に関する実証・文献研究が5本、(2)社会学的自己論に関する実証研究が4本、(3)防災および防犯に関する実証研究が4本、(4)その他が3本(NPO内の人間関係、芸術家の社会関係、知識社会学的理論研究)でした。どの研究も3回生の終わりには先行研究のレビューを済ませ、就職活動の合間を縫うようにして現場でデータを集め、関連研究をフォローし、論を理組み立てるといった作業を精力的におこなった力作がそろいました。
キーワード1 バザールカフェ
キーワード2 人間関係
キーワード3 集団行動
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