詳細
学科 社会福祉学科
年度 2011
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル 自閉症児支援におけるガイドヘルパーの役割―高校生ガイドヘルパーの実践 ある自閉症児と共に歩んだ7年間―
内容 筆者は高校1年の15歳の時からガイドヘルパー(移動介護従事者)として活動している。現在、自閉症の同級生を支援しており、今年で活動7年目を迎える。活動を始めた当初はガイドヘルパーの持つ専門性や役割について一切考えたことがなかった。これが本研究をするきっかけとなった。研究を進めていく中でガイドヘルパーの先行研究が少ないという事実が判明。そのことでガイドヘルパーの役割や専門性が見えにくくなっているということもわかった。ゆえに本研究では先行文献研究及びガイドヘルパーとして活動している筆者の支援活動について記述し、自閉症児におけるガイドヘルパーの役割とは一体何のかを考察することを目的とする。第1章では支援対象となる自閉症の歴史背景、診断基準について整理し、第2章では自閉症の障害特性がもたらす社会的孤立性について記述する。そして最後の第3章でガイドヘルパーである筆者の支援活動について記述し考察するという構成となっている。
講評 多くの文献を読んだうえで、ガイドヘルパーの役割に関する先行研究が少ないことを指摘し、当事者へのインタビューを通して、その役割や専門性を上手く考察しています。また、濱崎さん自身も高校生の頃からガイドヘルパーの実践を行っており、それが論文の考察にオリジナリティとして良く反映されています。実践を大切にし当事者に寄り添う姿が印象的でした。
キーワード1 自閉症
キーワード2 ガイドヘルパー
キーワード3 余暇支援
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