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学科 社会福祉学科
年度 2011
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル スクールソーシャルワーカーの必要性とその発展―日本の家庭と教育現場を踏まえた一考察―
内容 本研究ではスクールソーシャルワーカーの必要性について論じた。スクールソーシャルワークについて定義や役割、機能、歴史、スクールソーシャルワークの機関の活動について把握し、家庭環境の変化や日本の教育現場の現状を考察してスクールソーシャルワーカーの必要性について言及した。現在、家庭環境の変化に伴って子どもの抱える問題が多様化し、教育現場に求められる役割が増加したために教員だけの力では子どもを支援していくことが困難になっている。そのような現状の中で家庭環境なども焦点に入れる支援が必要となってきた。スクールソーシャルワーカーはその担い手である。しかし、スクールソーシャルワークを取り巻く課題によってスクールソーシャルワークは普及しにくくなっている。筆者はその課題からスクールソーシャルワークのサイクルが存在すると考えた。今後、日本のスクールソーシャルワークの発展にはこのサイクルを円滑に動かす必要がある。
講評 統計データや文献のレビューを行い日本の家庭の事情や教育現場の実情を調べたうえで、スクールソーシャルワーカーの必要性や役割を考察した論文です。今後、スクールソーシャルワークを日本で発展させるには、スクールソーシャルワーカーの質の向上や、名称の認知、財政面の確保などが重要であることを説きました。今回の論文を活かして、教育現場で活躍できる人材になって欲しいと思います。
キーワード1 スクールソーシャルワーカー
キーワード2 教育現場の変化
キーワード3 スクールソーシャルワークのサイクル
キーワード4  
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