| 詳細 | |
|---|---|
| 学科 | 社会福祉学科 |
| 年度 | 2011 |
| ゼミ名 | 上野谷 加代子 |
| タイトル | 高齢者にとって住みなれた地域で老いていくことのできる方法に関する考察―住まいに焦点を当てて― |
| 内容 | 筆者の祖父母が介護が必要になった時、隣近所とのつながり等、今までの生活を維持しながら老いていくことはできないのかと考えたことが本論文を書くきっかけである。 社会的に見ても、今までの住まいで生活を続けながら、地域の中でサービスを受けながら老いを迎えたいと考える高齢者は多い。その願いに応えるためには、単に福祉サービスがあるからだけではなく、安心して住むことができる地域の環境があることが前提であろう。高齢者を取り巻く住まいの現状や課題、そして施設の現状や実態、また住まいに関する法律を含めて取り上げる。さらに、日本の現状だけでなく福祉先進国にも着目し、老後の住まいの在り方や取り組みも参考にしながら、高齢者にとって安心して住み慣れた地域で老いていくには、今後の住まい方はどうあるべきかを考察する。 |
| 講評 | 現在の日本の住宅政策に問題意識を持ち、福祉先進国とされるデンマークやスウェーデンの先駆的な取り組みを整理し、「在宅か施設か」という議論を超えて、地域の中に多くの生活空間を保障することが、高齢者が老いる上で不可欠であることを提言した論文です。老いることに心配を持つ現代人が多い中、安心して老いることのできる社会の構築に着目した点に評価できます。 |
| キーワード１ | 高齢者 |
| キーワード２ | 住まい |
| キーワード３ | 地域 |
| キーワード４ | |
| キーワード５ | |
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