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学科 社会福祉学科
年度 2011
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル 高等教育における聴覚障がいのある学生への支援―同志社大学での実践を中心に―
内容 障害のある学生が大学などの高等教育へ進学する機会は増えていて、今後ますますその傾向は進むものと思われる。障がい学生支援センターなど大学組織による支援の整備も進みつつあるが、未だに障がいのある学生本人やその周囲の人々の個人的な努力によって情報保障を行わざるを得ない現状も残されており、障害のある学生が学べる環境が十分に整っているとは言い難い。
筆者は同志社大学で聴覚障害のある学生を支援する活動をしていて、講義においてきちんと情報を届けられているのか疑問に思い、本研究では支援の質に焦点を当てて高等教育における聴覚障害のある学生への支援について考察した。まず、全国の高等教育における支援の現状等を明らかにし、同志社大学での実践や他大学における先進的な取り組みを踏まえて、現在の聴覚障害のある学生への支援における課題や今後求められる支援の形を検討した。

講評 全国の高等教育における聴覚障害を持つ学生への支援の現状を明らかにし、他大学における先駆的な取り組みや、同志社大学での取り組み・インタビューを踏まえて、その支援方法を考察した論文です。質の高い教育を提供するには、環境の整備だけではなく、教員の協力体制も重要であると論じました。他大学との比較もしっかり整理出来ています。
キーワード1 聴覚障害
キーワード2 情報保障
キーワード3 教育の機会均等
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