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学科 社会福祉学科
年度 2011
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル 認知症高齢者と介護家族における課題に関する研究
内容 近年、高齢化によって、認知症高齢者も増加しているのは周知の事実である。それに伴い認知症高齢者とその家族を取り巻く課題は社会でも注目されているように思った。さらに、筆者の祖母も数年前に認知症を発症した。現在、祖母は在宅サービスを利用し、同居しているので筆者自身も介護家族の一員である。そういった社会的・個人的背景から本稿では、認知症高齢者と在宅における介護家族に焦点を当て、文献を中心とし自身の経験も考慮して研究を行った。
第一章では、認知症高齢者と家族介護者の状況をまとめ、本人と家族、地域・社会が抱える課題について述べた。次に、第二章では、家族介護者の現状および抱える課題を介護者の悩み・孤立、介護者の立場(ここでは主に、男性介護者に主眼を置いた)、介護と就労という面からまとめた。最後に、第三章では、認知症高齢者と介護家族が地域で暮らしていくために、筆者自身の経験も踏まえて考察した。
講評 高齢者、認知症、介護家族、地域社会などの多くのキーワードを丁寧に調べ、認知症を抱えた高齢者本人やその家族が安心して暮らすことができるように、在宅福祉サービスの普及が不可欠であることを強調した論文です。高崎さんの熱い感情と、客観的に論文を書くという行為の狭間に苦悩しながらも、立派に論文を書き上げました。
キーワード1 認知症
キーワード2 高齢者
キーワード3 在宅家族介護者
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