詳細
学科 社会福祉学科
年度 2011
ゼミ名 黒木 保博
タイトル 社会福祉協議会の行う事業の在り方-地域住民への主体性作り-
内容 この論文では,地域福祉の考えをまず述べている.地域福祉の「住民主体」という考えが社会福祉の中で重要になってきている.また,その地域福祉を推進していくにあたり,大きな役割を担っているのが,社会福祉協議会である.社会福祉協議会の考える「住民主体」とは,住民自らが生活向上のために,日常活動をとおして,生活を守り,発展させることである.そのために,社会福祉協議会が住民のコミュニティを形成させていく役目を担っている.地域住民と最も近い存在である,社会福祉協議会が住民のニーズをキャッチして,それに対して取り組みを行う.その際に,住民参加を促し,住民自らが地域を理解していき,自らがきめ細かい生活向上のための取り組みを行えるコミュニティを形成している.しかし今後,複雑化する社会の中で,住民のニーズをキャッチすることは困難であり,より厚みのあるサービスの提供が必要である.そのために,社会福祉協議会の人員増加,今まで以上の公私協働を提案している.
講評 社会福祉協議会での社会福祉実習体験からテーマを設定した. 地域福祉においてはよく「住民主体」というが、
複雑化した社会の中で、社会福祉協議会の将来のあり方と絡ませて、どのように住民が主体者となったコミュニティづくりができるのかを論じている. 論旨は明快である。資料・文献収集と応用もよくできている. 毎回の発表も真面目に取り組んできた. 結論で、もうすこし多様な具体的提案ができたら、さらによい論文になったと思う.
キーワード1 主体性
キーワード2 地域住民
キーワード3 地域福祉
キーワード4  
キーワード5  
戻 る
Copyright (C) Doshisha University All Rights Reserved.