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学科 | 社会学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 森川 眞規雄 |
タイトル | 住民によるまちづくりについて ~十三における文化的・社会的活動の事例から~ |
内容 | まちづくりといってもその内容は様々である。当論文は、大阪市にある十三という地域において、一人の開業医の男性が展開してきた文化的、社会的活動についてインタビューをした結果についてまとめたものである。具体的な活動例としては、地域の「人」を活かした中学校への押し掛け授業や、地域の「自然」を活かした自然と触れあう活動など、地域の資源を活かした様々な取り組みが展開されてきた。この男性が仕掛け人となって多くの活動を展開するにあたって、彼が十三というまちに長年住んでいることや、職業柄地域における顔が広いということも、活動の実践を促す要因である。しかしそれだけではなく活動を展開していくにあたっての姿勢として、謙虚な気持ちを持つことや地域の人々との平生からの交流を持つことなどが、多くの人を巻き込み実践していくための重要項目であることがわかった。 また、彼は絶えず新しいアイデアを考えており、このような要因が結びついたことが多様な活動が実践されてきたなかでの十三というまちにおける特徴であるとわかった。 |
講評 | 今年の卒業論文は例年に比べて幾分低調というべきでしょう。「まちづくり」「性別役割」「友愛感」「仕事と人生」「映画における若者」とテーマはさまざまでしたが、いずれも取り掛かるのが遅すぎ、結局常識的な記述にとどまってしまいました。それぞれに書き上げる段になってよい展開に導きそうな「発見」を感じるのですが、そこで「時間切れ」になってしまったようです。 |
キーワード1 | 住民によるまちづくり |
キーワード2 | 地域資源の活用 |
キーワード3 | 一人の仕掛け人 |
キーワード4 | 平生の交流 |
キーワード5 | アイデアの発案 |
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