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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 日本の売春の実態と問題点 ―セーフティーネットの観点から― |
内容 | 日本の売春について、売春を行う女性たちが、女性はどのような生活を送っているのか、また女性に対する保険や社会保障などのセーフティーネットはどのようになっているのか、という問題意識から考察を進めていく。現在の問題点や課題をあげながら、売春の認否の考え方も踏まえ、欧州の国が認める性産業と比較する。そして、日本の性産業・売春について望ましいアフターケアやアフターケアについて考える。 売春については、廃娼運動(1926~36)が溶暗になりしっかりした制度がなくうやむやな状態が続くことから、政府も介入しづらい状況であるが、そのような中でも今後の売春のあり方について考えることが大切であると考える。売春を問題と捉えるだけでなく、国の問題として考えるとよりよいセーフティーネットの創設にもつながるのではないかと述べていく。 |
講評 | 卒論のテーマとしても、とりわけ男性が取り上げるテーマとしても珍しいものであり、またユニークなテーマ設定であった。特に、「セーフティーネット」と「アフターケアー」という切り口から考察しているところがユニークである。売春という複雑な問題をとりあげ、特に、売春をせざるを得ない状況にいる女性たちの生活保障を考える必要性を訴えた。セーフティーネットが不足しているのは「売春婦」に限った問題ではないが、「売春婦」にも生活問題があり、注目すべきであるという問題意識は正に「フェミニスト」の視点であり、評価する。 |
キーワード1 | 売春 |
キーワード2 | アフターケア |
キーワード3 | セーフティネット |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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