詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 女性の貧困 ―男女共同参画社会を目指して― |
内容 | 今日、女性の社会進出、活躍がよりしやすくなった日本の社会。女性が多様なライフスタイルを選択して生きる時代となっていっている。しかし、女性の地位が低く、女性に不利な状況は今もなお多くの場面で見られる。その為に、男性と女性との経済格差が生まれ、女性は貧困に陥りやすい。そこで本稿では、女性が貧困に陥りやすい理由として、「性別役割分業の意識」、「労働における女性の地位の低さ」、「シングルマザー」、「DV問題」の4つのジェンダー問題を挙げ、それぞれの現状、問題点を探っていく。そして、それらの問題を解決できる現存の法律や政策、地域で実際に取り組まれている支援の事例を挙げ、考察し、よりジェンダーフリーな社会にするための政策や支援方法を提言していく。 |
講評 | 女性の貧困というテーマを考察した。4つのジェンダー問題を掘り下げて考え、具体的な事例も紹介するなど力強い、そして丁寧な論文を仕上げた。貧困問題、とりわけ女性の貧困をジェンダーの視点で分析するというテーマ設定はこのゼミらしいものであり、問題意識をしっかりと示せた。女性の貧困対策のための支援の充実と女性の地位の低さに対する意識の向上—その実現に向けて、これからも関心をもち続け、そして一人の女性としての飛躍を期待している。 |
キーワード1 | ジェンダー |
キーワード2 | 女性の自立 |
キーワード3 | ソーシャルサポート |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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