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学科 社会福祉学科
年度 2011
ゼミ名 Martha MENSENDIEK
タイトル 日本を生きる社会的弱者と居住環境の変化 ―ユニバーサルデザインというソリューション―
内容 本論文において、今の日本社会が抱える問題と今後の日本社会が抱える問題について人々が生活する居住空間という観点において論ずる。
社会の中には様々な人々が生活している。その区分は様々で男女という分け方以外にも大人や子ども、障がい者や高齢者、外国人など実に多様性に富んでいる。こうした社会を生きる人々にとって本当に快適な生活環境とは何かについて追求する。
さらに、日本は世界にも類を見ない程の驚くべきスピードで高齢社会を迎えた。今後は人口の大半が高齢者である社会構造になるだろう。そんな中で、豊かな社会生活を営むためにも、重要な要素となる居住空間に注目したい。
私は「ユニバーサルデザイン」というソリューション方法を社会の中に定着させることで、日本社会の抱える問題に対応できるのではないか、と考えている。本論文を通して「ユニバーサルデザイン」の意義、必要性、すでに始まっている先駆的な取り組みについて言及する。
講評 社会的弱者の住環境とユニバーサルデザインの可能性を考察した。高齢化者と障がい者の住環境の課題を整理し、ユニバーサルデザインの概念と、先駆的な取り組みの事例を紹介した。具体例も取り入れ、書き方にも説得力があり、丁寧に論調を展開できた。最後に政策面の提言までには至らなかったが、これから企業でもユニバーサルデザインの普及に向けての飛躍を期待している。
キーワード1 高齢社会
キーワード2 障がい者
キーワード3 ユニバーサルデザイン
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