詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2011 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 人口減少時代と外国人労働者受け入れ |
内容 | 日本では外国人のことを受け入れにくいというイメージがある。メディアでは滞日外国人について、マイナスニュースばかりを出すことにより、「外国人が増えると治安が悪化する」という悪影響を国民に強く印象付けられる。 日本では、外国人労働者、特に本文で対象としている研修・技能実習生―「単純労働者」を都合いい労働力に思われ、足りないところだけに、受け入れたらよいという事実がある。研修・技能実習生が、人権、労働時間、保証金、給料、残業代などのことで、ひどい目に遭遇することは絶えない。不景気で人口減少時代には、グローバル化の進展や日本経済の回復には、もちろん日本国民のためにも、外国人労働者の受け入れは必要であると考えられる。特に、労働力不足の現代日本社会において、研修・技能実習生などの「単純労働者」と言われる外国人労働者に関して、日本政府・社会の今までの対応などから分析し、外国人労働者受け入れを積極的に再検討すべきではないかを、考察していきたい。 |
講評 | 本論文は外国人労働者、特に単純労働者の実情を研究し、問題点を明らかにした。安い労働力として利用されている「研修・技能実習生制度」を批判的に見て、日本の外国人受け入れ政策の見直しを訴えた。また、外国人労働者を「労働力として見るのではなく、人として見るべきである」と結論づけ、説得力のある論文を仕上げた。担当者がフォローしている問題でもあり、このテーマを取り上げたことは嬉しい。これからも外国人労働者の人権問題に関心を持ち続けて欲しいと思う。 |
キーワード1 | 外国人労働者 |
キーワード2 | 単純労働者 |
キーワード3 | 研修・技能実習生 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |