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学科 社会学科
年度 2008
ゼミ名 尾嶋 史章
タイトル 京都のラーメン屋店主間のネットワーク関係について
内容 京都には約400軒のラーメン屋が存在する。現在も新しく開店する店もあれば、閉店する店もあり、非常に変動が激しい業界である。店で出されるラーメンのジャンルとしても、古くから京都に存在するラーメンのスタイルの店、また本来京都に無かったスタイルを取り入れた店も出現し、非常に多岐にわたる。このような複雑になった京都のラーメン業界の中、ラーメン屋の店主の間にはネットワークは存在するのか。また存在するのであれば、どのように作用しているのか。
この論文でははじめに、古くから京都の人々に認識されている「京都ラーメン」とはどのようなラーメンなのか、またそのようなラーメンがどのように形成されてきたのかという京都のラーメンの歴史を振り返り、そして筆者が食べ歩きをする中で見てきた視点から仮説を立てた。後半では、実際ラーメン屋の3人の店主のインタビューをもとに、現在ラーメン屋を営む上での生の声を加え、仮説を検証していった。
ラーメン屋店主の生の声を聞くことによって、普段食べているだけでは分からない、知られざるラーメン屋店主のネットワーク関係が見えてきたのである。
講評  今年度の卒業論文は、自分のやりたいこと、興味がある社会現象を取り上げて、「社会学」にしていくことを目標にスタートしました。ラーメン、将来の夢、DV、スポーツ、甲子園というそれぞれの「こだわり」から出発し、何とか社会学に部分的にはたどり着けたようです。今年は、できの善し悪しは別にして、ゼミ生個々の個性がよく出ていて、楽しく読めた論文が多かったと思います。
キーワード1 ネットワーク
キーワード2 ラーメン屋
キーワード3 ネットワーク
キーワード4  
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