詳細 | |
---|---|
学科 | 社会学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 小林 久高 |
タイトル | 都市の魅力構造 ――中崎町の事例 |
内容 | 大阪キタの中心部、梅田から北東へ徒歩10分も行けば、中崎町界隈にたどりつく。この界隈には、古い長屋や町工場などがいまだに残っており、にわかに梅田に隣接しているとは信じ難いほどである。 近年、中崎町界隈はメディアに取り上げられることもあり、注目されているエリアだ。なぜなら、ここ十数年で、中崎町の長屋を改修して、カフェ・雑貨屋・アートギャラリーなどを始める20代、30代の若い人々が現れたのである。いまや、おしゃれな町・ノスタルジーな町として、大阪では有名な町となった。 本稿では、そんな中崎町の魅力を明らかにしていく。そのために、都市の魅力の類型化に試みる。「上品」―「下品」/「地味」―「派手」/「垢抜け」―「野暮」/「安定」―「不安定」これらの軸のどちらかを選択していき、それぞれの軸で選択した要素の組み合わせにより、都市の魅力の類型化を行っていく。この類型を使い、中崎町の魅力に迫っていく。 |
講評 | 九鬼周造の『「いき」の構造』に注目して都市の魅力を分析するという着眼点はとても興味深い。要因それぞれではなく要因の組み合わせが都市の魅力を作り出すという考えも説得力がある。具体的な都市の分析だけでなく、一般的な都市の魅力-非魅力についての考察があればさらによかった。 |
キーワード1 | 中崎町 |
キーワード2 | 都市の魅力 |
キーワード3 | 類型 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |