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学科 社会学科
年度 2012
ゼミ名 小林 久高
タイトル ディズニーアニメーション映画に表象される大衆意識の考察
内容  今日、ディズニーアニメーション映画は世界的に普及している。それはなぜだろうか。筆者はその理由を、ディズニーアニメーション映画には作品内にその時代ごとの大衆の夢や憧れといった意識が表象されているからこそ、常に人々に受け入れられ今なおその人気を不動のものにしているのだと考える。ウォルト・ディズニーは古典的童話を原作に、時代にあわせ彼流のリメイクを多くおこないアニメーション映画を製作している。そこでは原作に新たにシーンや行動が加えられたりそのまま使用されたりとウォルト流の書き換えが行われている。そこに表象されるキャラクターの性格や価値観、行動は時代とともに変容しており、同時に我々の意識も変わってきたことが分かる。
 本稿では、ディズニーアニメーション映画を時代背景、リメイクの詳細、そこに表象される大衆意識という観点により初期のものから分析、考察しそこに表われる大衆意識がどのように変容してきたのかを考察するものである。
講評  原作とディズニーによってリメイクされた作品の比較から、作品の作成された時代の風潮を探ろうとする論文である。驚くような発見はないが手堅くまとめられている。
キーワード1 ディズニー
キーワード2 大衆
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