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学科 | 社会学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 森川 眞規雄 |
タイトル | 日本における農業の法人化の研究――鳥取県米子市を事例として―― |
内容 | 日本の農業は家族による経営が中心であった。しかし、農村における過疎化や高齢化、担い手不足による労働力の減少、米価の下落などによって家族経営は成り立たない状況になってきている。その結果、農地は集約されていき、経営も法人での経営に移行しつつある。今回、私がインタビューをしたAさんの会社は63haの大規模な土地で農業を営む農業法人である。家族を中心とした経営を代々行ってきたが、平成23年に株式会社化し、現在8人の従業員が働いている。この論文では法人による農業経営の事例研究として聞き取り調査を行い、一つの農業法人を組織として見つめた。その結果、農業の法人化は比較的新しい傾向であり、組織としても他の業種と比べ未完成な部分も多く見られたが、地域の農業を守りながら発展していく姿に日本農業の将来に対する展望が感じられた。 |
講評 | 米子市における農業法人化の過程にある一会社の聞き取りである。事例が一社であること、また結論がやや月並みであるきらいはあるが、丁寧なルポルタージュがなされており、事例研究として評価できる。 |
キーワード1 | 地域 |
キーワード2 | 農業 |
キーワード3 | 法人化 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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