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学科 | 社会学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 尾嶋 史章 |
タイトル | 現金とクレジットカードにおける金銭意識の違い ―なぜクレジットカードは使いすぎてしまうのか― |
内容 | 本稿では、クレジットカードでどのような人が負債を持ちやすいのか、どのような人が現金と電子マネーとで金銭意識が変わってきてしまい、使いすぎてしまうのか、その要因を追求し、検証していく。 現代には便利なものが溢れ、社会的にも消費が重要視され始め、消費社会という言葉が生まれた。IT革命によって、インターネットの著しい発達を経て、現代には現金の他に電子マネーが存在している。電子マネーの代表でもあるクレジットカードは、日本において、便利であるのと裏腹にカード破産という社会問題を引き起こした。 以前にはなかなか手に入れることが難しかったものでも、簡単に手に入るような消費社会である現代で、買い物をする際に現金とクレジットカードでの金銭意識の違いを、現状維持バイアスと時間選好率の観点から分析する。どのような精神的特徴がある人が使いすぎてしまうのかを分析すると同時に、近年話題のポイント商法やリボルビング払い制度を例にとって分析を行う。 |
講評 | 問題意識は、キャッシュで支払うのとカードや電子マネーで支払うことの違いは何か、という素朴な疑問でした。心理学や行動経済学を勉強していくにつれ知識は増えましたが、説明に「借り物」が増えてきて、だんだんと拡散していった印象があります。もう少し最初の問題意識をダイレクトに深めることができればよかったと思います。 |
キーワード1 | クレジットカード |
キーワード2 | 消費社会 |
キーワード3 | 金銭意識 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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