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学科 社会学科
年度 2012
ゼミ名 藤本 昌代
タイトル 地域資源を活かしたまちづくり――新たな伝統の創造
内容 近年、地域は多くの問題に直面している。過疎の問題、地域コミュニティーの軽薄化、住民の高齢化などだ。この地域を活性するために、各地域では実に様々な取り組みが行われている。その中でも本稿では、地域の住民が主体となって取り組むまちづくりに焦点を当て、地域の資源がまちづくりにおいて果たす役割や地域資源の活用がまちづくりに及ぼす影響を、実際にまちづくりに関わる方々へのインタビュー調査により明らかにした。今回は、京都府舞鶴市の赤煉瓦倶楽部舞鶴の皆様にご協力いただき、舞鶴市のまちづくりにおける地域資源の重要性や、地域に新たな伝統を創造することにおける工夫・苦労を伺い、地域資源を用いた伝統の創造とは何かを追及した。
講評 本論文は、舞鶴市の地域活性化について、景勝地などの観光資源だけでなく、地域に建造された自衛隊の煉瓦造りの建物に付加価値を与え、さらにジャズフェスティバルなどの新たな集客イベントを継続的に行うなどの努力が行われたことを、活動に関わった中心的な人々、市役所関係者などに精力的にインタビュー調査を行ったものである。羅列的になりがちなインタビュー調査での聞き取り内容を論点に引きつけ、うまく整理して表現できており、文章構成力を評価することができる。
キーワード1 舞鶴市
キーワード2 赤煉瓦
キーワード3 まちづくり
キーワード4 伝統の創造
キーワード5  
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