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学科 社会学科
年度 2012
ゼミ名 藤本 昌代
タイトル 電子メディアでつなぐ友だちとの関係
内容 SNSが広く浸透した近年において、私たちは時間と空間に縛られることのないコミュニケーションの形を手に入れた。それにともなって私たちのコミュニケーションのあり方は変化している。SNSが友だちとの関係維持においてどのように機能しているかについて言及した。
数多くあるSNSから、Facebookをとりあげた。実名で登録するSNSであるため、現実社会での友だちの関係を可視化しやすく、また多機能である点からさまざまな結果が得られると予想したからだ。Facebookでつながっている友だちの関係を基にログを辿ることで分析を行った。高い頻度で使用されている単語はあるのか、それらを使った会話はどのような形で出現しているのか、という点に着目して分析を進めた。そしてFacebookのなかでは、多様な会話がなされていることがわかった。そしてそれは、友だち同士の現実社会でのつながりの強弱によって生み出されたコミュニケーション構造であることがわかった。
講評 本論文は、実名でのソーシャルネットワークとして非常に普及しているfacebook上での友人ネットワークに着目したものである。友人間でどのようなパターンのコミュニケーションが行われているか、ログのテキストを分析している。実名コミュニケーションであるため、深い会話が行われにくいツールで浅くない関係が成立するということを実証したいと取り組まれた。
キーワード1 コミュニケーション
キーワード2  
キーワード3 SNS
キーワード4 Facebook
キーワード5 友だち
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