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学科 社会福祉学科
年度 2012
ゼミ名 埋橋 孝文
タイトル 日中企業年金比較 ―その類似と差異から考える企業年金制度―
内容 日本、中国の両国では高齢化が深刻であり、財源の問題から公的年金だけでは老後の所得として不安定であることが指摘されている。そこで私的年金の1つである企業年金の普及を推進し、老後の生活水準の低下を防ごうとする政府の政策により、企業年金への加入者は2か国共に上昇している。
加入者の増加を図るのは良いが、本当に加入者が安心をして掛金を任せることができる制度となっているのだろうか。
本論文では、日中における企業年金に関する政策や資金の運用方法などの差異や類似を検証しつつ、今後の企業年金に対する展望考察することを目的としている。特に両国に共通する制度としては確定拠出年金企業型が唯一となっているため、この制度に重点をおいた展開となっている。つまり、確定拠出年金に特に焦点を当て、比較し、どのような改善を行うことが必要か、各国の企業年金の方向性についての考えを示したのが本稿である。
講評 日本と中国の企業年金の比較を両国に共通する制度である「確定拠出型年金」を中心に検討。テーマの設定がユニークで、多くの文献資料に当たっている。
キーワード1 企業年金
キーワード2 確定拠出年金
キーワード3 国際比較
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