詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 埋橋 孝文 |
タイトル | ジェンダーと社会福祉 |
内容 | 21世紀を迎え、人間中心の開発を目指す動きが活発となった。人間中心の開発を実現させるためには、社会の構成員全員が、性別に関わりなく基本的人権を尊重され、その生き方に自己決定権を持つことができるような社会を実現させねばならない。そこで、社会生活上の主体として個人の幸福を目指すことを目的とする社会福祉の分野に焦点を当ててジェンダーとの関係性を考えることは重要である。女性は日本の社会福祉の利用者であり、担い手であるが、特に介護や育児、DVなど、多くの女性に負わされてきた「女性の抱える困難」は、政策課題として取り上げられることで再び「男女共通の問題」として見えにくくなりつつある。今後、男女の社会活動の選択を中立にさせるために、社会福祉制度・政策において家族介護や介護労働者・正規雇用者の労働条件の見直しと共に、育児支援の周知・拡大を行っていくことが社会福祉のジェンダーバイアスの解消には重要である。 |
講評 | 社会福祉のジェンダーバイアスを問題にしている。女性は社会福祉の利用者であり、また、担い手でもあるという視点が新鮮。 |
キーワード1 | ジェンダー |
キーワード2 | 社会福祉 |
キーワード3 | 性別役割分業 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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