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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 木原 活信 |
タイトル | 女性の子育てと就業の両立 -地域ネットワークを活用した待機児童問題の解消方法- |
内容 | わが国の年齢別の女性就業率をグラフで表すとM字型のカーブが描かれることは広く知られている.保育施設が進み台形のカーブを描いている北欧諸国に比べ日本は女性労働力率が25~29歳と45~49歳において高く,30~34歳が低く底になっている.その背景はいうまでもなく女性が結婚,出産,子育ての期間に一時的に家庭に入ってしまうことにある.このM字カーブを解決する事が出来れば,仕事と育児の両立が容易になり女性の就業率上昇に伴い出生率も上昇することができるのではないだろうか.M字カーブ問題の原因の一つである待機児童問題に焦点をあて,解決手法を地域における子育てネットワークの観点から述べることとする.ネットワークの活用によって待機児童の減少に成功した2つの実践例を取り上げ考察を加えた結果,専門職の位置づけを明確化し,セツルメント手法,住民参加の視点を取り入れたネットワークには子育て支援の一定の可能性を見出すことができた. |
講評 | 彼女の論文は、女性の子育てと就業の両立を実現するために、待機児童問題に焦点をあてたものである。そのために解決手法を地域における子育てネットワークの観点から議論を展開した点が特徴であり、論点も明確であり、説得力があった。待機児童の減少に成功したと思われる2つの実践事例を取り上げて具体的に展開した点も評価できる。お疲れ様でした。 |
キーワード1 | 待機児童問題 |
キーワード2 | 地域子育て支援 |
キーワード3 | 育児ネットワーク |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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