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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 上野谷 加代子 |
タイトル | 高齢者における美容福祉の役割 |
内容 | 高齢化が世界の例にみない速さで進行している今日,平均寿命は男女とも年々延び続け,今まで経験したことのない超高齢社会に突入している.この高齢化に伴う問題は,福祉,医療,教育など多岐にわたり,急速な対応が求められている.本論文では,福祉や医療の現場で高齢者の美容が後回しにされている現状を指摘し,高齢者一人ひとりが尊厳と生きがいをもって生活するためには,美容やおしゃれは欠かせないものだと考え,これからの発展が期待されるであろう新しい分野の美容福祉に焦点を当てて考察を行った. 第1章では美容福祉の誕生とその方法,第2章では美容福祉がもたらす影響を,高齢者の心理的特徴を踏まえて明らかにした.第3章の美容福祉の実践においては,メイクボランティアの方にヒアリングを行い,そこから見えてきた現状と課題から今後の美容福祉の可能性を終章で論及した. |
講評 | 今年の学年の卒業論文は,「論文の書き方・特訓」の成果が現れたのか,おおむね全員が 形式,内容ともよいできだったと評価している。ただし,11月,12月の上旬は鬼のようになったが・・・・。T・Aが親身になって,資料の収集,細部の修正まで指導の手伝いをしてくれたことも,良い結果に導いた。子ども・家庭問題,障害者問題,高齢者問題,心の問題,いずれの問題もアプローチは地域福祉視点での論文として作成することに,苦労していたようだ。 文献研究だけでなく実習やボランティア活動での体験,ヒアリング,調査などを盛り込み,社会福祉学科らしい論文であった。 中間報告会,卒論発表会など,(あとの飲み会含みで?)3回生,4回生合同での開催は有意義であった。 |
キーワード1 | 美容福祉 |
キーワード2 | 高齢者 |
キーワード3 | おしゃれ |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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