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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 木原 活信 |
タイトル | 障がい者の雇用の在り方 ―精神障がい者と身体・知的障がい者、一般労働者の勤続年数の格差是正― |
内容 | 平成20年度障害者雇用実態調査結果によると、精神障がい者は、身体・知的障がい者と比べて民間企業の勤続年数は短い。全体(障害の種類、程度を含めて)で身体・知的障がい者と精神障がい者は約3年の差がある。また平成20年賃金構造基本統計調査によると、一般労働者とは約5年の差があることがわかる。これらの調査からわかることは精神障がい者にとって、働きやすい環境が民間企業で整っているとは言い難いことである。この格差を解決するために一番重要なことは、民間企業の事業主と一般労働者の障がい者に対する意識を変えなければならない。その施策として、専門機関との連携及び専門機関からの支援、採用による選別(ポジティブアクション)、タレントをつかったキャンペーン等さまざまな施策を提案する。その後、彼らのニーズに合った人事制度を構築し、彼らにとって働きやすい環境を民間企業及び政府が協力していくことを結論付ける。 |
講評 | 精神障がい者にとって、働きやすい環境にするためには、民間企業の事業主と一般労働者の障がい者に対する意識を変えるために、その施策として、専門機関との連携及び専門機関からの支援、採用による選別、キャンペーン等さまざまな施策を提案した論稿となっている。論文主題の部分的な途中変更により、取り組みへの十分な時間が取れなかった点で、時間的なハンディがあったが、彼自身のもつ表現力や論理構成力は十分認められた。より時間をかけて丁寧に調査をするなど今後、改めて企業で働きながらもこのテーマをじっくりと検証してもらいたい。クールさと大胆さも持ち合わせていこう! |
キーワード1 | 民間企業 |
キーワード2 | 雇用 |
キーワード3 | 精神障がい者 |
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