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学科 社会福祉学科
年度 2012
ゼミ名 木原 活信
タイトル 京都市北区の地域包括支援センターの取り組み ―高齢者と地域のつながりの構築―
内容  本論文では京都市北区における高齢者と地域とのつながりの構築の必要性について言及している。なぜなら、人は高齢になるにつれ、活動範囲が狭まり、人やコミュニティとのつながりが少なくなってくるからだ。このようなつながりのきっかけづくりを行っているのが地域包括支援センターである。地域包括支援センターはこれを遂行するにあたり、フォーマルな社会資源以外に、地域の中のインフォーマルな社会資源の発掘や活用を行う必要がある。それを可能とするためには、地域住民に働きかけ、高齢者支援のネットワークを築く必要がある。その中でも、特に民生委員との連携が大切になってくる。民生委員と信頼関係を築くためには、地域の中のイベントにこまめに顔を出すなど、地域包括支援センターのことを認知してもらわなければならない。このような積み重ねが、高齢者の地域の中でのつながりの構築に直結していくことを論証した。
講評 京都市北区における高齢者と地域とのつながりの構築の必要性について論及している。特に、地域の中のインフォーマルな社会資源の発掘や活用についての可能性を示唆しているところに特徴がある。特に民生委員との連携など高齢者の地域の中でのつながりの構築に直結していくことを主張した。彼自身はテーマを夏以降に変更したが、とりわけ夏季の実習先での学びがリアリティをもってあまりに迫ってきたためそれをテーマとしたわけだが、やはり時間的制約もあって十分に議論をし尽くしたというところまでは至らなかったのは残念であった。しかし現場そのものから学びとろうとする姿勢は大変好感がもてる姿勢である。これからに大いに期待する。がんばってね!
キーワード1 社会資源
キーワード2 インフォーマル
キーワード3 民生委員
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