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学科 社会福祉学科
年度 2012
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル DVスパイラルとそこからの脱出 ―DV被害から守るために―
内容  DVの現状、特にDVのスパイラルを引き起こす原因や経緯などについて調べる。また、それに対する福祉的勧誘なども調べ、考察する。
 まず、DVとは何か、定義や法律・施設を挙げる。また、平成18年と平成21年に内閣府によって行われた男女間における暴力に関する調査をもとに、DVの現状を明らかにする。
そして、このDVのスパイラルが存在するために、DVは見えづらく、長期化しやすい。このことから、このような周期がなぜでき、何が原因ででき、どのようにして完成していくのかについて、加害者・被害者のそれぞれの立場から捉える。また、事例などを通して、友だちや家族をはじめとする周りの人の可能な対応などを明らかにしていく。
そのなかで、平成23年10月3日から開設された京都市DV相談支援センターの取り組みや現状を挙げ、これからのDV対策の展望を行う。
最後に、どのようにすればDVのない社会を創り出すことができるか考察していく。
講評 本論文は、今日深刻化するDVの問題に、正面から取り組んだものです。DVの被害の現状を踏まえ、加害者と被害者とが陥るスパイラル、被害者支援について論じられています。「重い」テーマではあるのですが、被害者を支援する具体的な社会資源を取り上げながら、筆者が丁寧に支援の課題を考察している点が評価されます。
キーワード1 DV スパイラル
キーワード2 京都市DV相談支援センター
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