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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | 空閑 浩人 |
タイトル | 発達障害が及ぼす少年犯罪との因果関係について~悪意なき犯罪をどのようにすれば食い止めることができるのか~ |
内容 | 私の夢は少年課警察官になることであった。その多くの少年犯罪を調べていく中で、発達障害が関係している事件が近年多くなっていることに気付いた。障害と犯罪は関係しているのだろうか?一概に関係があるとはいえないが、多くの凶悪犯罪が増えていく日本で、発達障害と犯罪は切っても切れない関係になっているように私は思う。障害を持つ全ての人たちが安心してくらせる社会を作る為にも、加害者と被害者共に事件に巻き込まれない為にも、本稿では犯罪に至るプロセスと解決するアプローチを家庭、学校、司法の面から考察していく。また、自身の児童自立支援施設の実習経験を含め、筆者自身が感じた子どもたちの日常のつまずきと共に、体験してきたことを伝えていきたい。自身の考察で発達障害を持つ人に対する目に少しでも変化が現れたらと切に願う。 |
講評 | 本論文は、罪を犯してしまう少年の様々な背景の一つに、「発達障害」があることに注目し、そのような少年が犯罪に至るメカニズムについて考察しています。発達障害についての理解と、「悪意なき」犯罪を防ぐために、地域における教育や福祉、司法の連携の大切さが書かれています。筆者らしい、子どもたちへのやさしさが伝わる論文です。 |
キーワード1 | 発達障害 |
キーワード2 | 子ども |
キーワード3 | 犯罪 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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