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学科 社会福祉学科
年度 2012
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル 非行少年・少女の「SOS」 ~子どもたちの抱える問題と自立支援~
内容 近年の日本では、情報の氾濫、地域住民とのつながりの希薄化、核家族化、一人親家庭の増加が進行してきている。この現状が、無気力でコミュニケーションが苦手で判断力の乏しい現代の子どもたちを生み出しているのではないかと考えられる。
いじめ、虐待、性非行、対教師暴力、家庭内暴力、不登校。様々な問題を抱えた子どもたちがいるこの現状。その背景にある現代の日々変わりゆく社会は、子どもたちにどのような影響を与えているのだろうか。子どもたちの非行という「SOS」に焦点を当て、現代の社会の問題点を明らかにすることで、今後の子どもたちを取り巻く社会に対する課題を考えていきたい。
まず初めに、現代の社会問題が子どもたちにどのような影響を与えているのかということに焦点を当てる。その中で、非行の背景にある家庭環境を明らかにしていく。
次に、子どもたちの心の闇について考えていく。実際に子どもたちはどのような過去、背景を持ち非行に走ってしまったのかということについて述べる。
そして、それらを踏まえた上で非行を犯した子どもたちの自立を支える方法、私たちには何ができるのかということを自分の意見も含め述べていく。
講評 本論文は、筆者自身の児童自立支援施設での実習体験を踏まえて、非行にはしる少年・少女の背景には何があるのかについて考察しています。非行を子どもたちが発する「SOS」と捉えて、彼ら彼女らを護り、その自立を支えるために、私たち大人が何をしないといけないのかについて多くを学ぶことができる論文です。
キーワード1 非行
キーワード2 家庭環境
キーワード3 居場所
キーワード4  
キーワード5  
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