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学科 社会福祉学科
年度 2012
ゼミ名 空閑 浩人
タイトル ネット依存・ゲーム依存の背景にある社会的状況 ~情報社会日本における今後の展望と課題~
内容 パソコンやスマートフォンの普及によって現代の日本社会は時間や場所を問わず誰とでも通信できる情報社会となった。便利な環境が整った一方ネットの普及は人々の生活に様々な影響を与え、日本を含め世界中で情報社会特有ともいえる新たな社会問題が発生しその実態が明らかになり始めている。
中でも近年日本で特に問題が深刻化しているのがネット及びオンラインゲーム依存症だ。ネット或いはオンラインゲームに没頭し抜け出せなくなることで始まるこの依存症は、症状が進むにつれ徐々に社会性が失われ孤立化し、やがて多重債務、家庭内暴力、自殺といった諸問題へと発展していく新種の病である。本稿では日本におけるネット・オンラインゲーム依存の現状や社会的背景について研究を進め、改善すべき課題、必要な支援制度を福祉的な観点から考察する。各国のネット・オンラインゲーム依存の研究も行い、日本の状況と比較して今後の対策や展望についても論ずる。
講評 本論文は、今日の日本で社会問題化しているネット依存やゲーム依存の問題を取り上げた論文です。インターネットやオンラインゲームに依存していくメカニズムや背景について論述されています。確かに便利で私たちの生活を豊かにしてくれるネットやゲームですが、それらとどうつきあっていくかが重要であることを教えられます。
キーワード1 インターネット
キーワード2 社会的孤立
キーワード3 依存
キーワード4  
キーワード5  
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