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学科 社会福祉学科
年度 2008
ゼミ名 上野谷 加代子
タイトル しょうがい者のスポーツの現状と課題 ―地域との関係性―
内容 しょうがい者のスポーツという言葉を耳にすると、多くの人はパラリンピックを想像するだろう。しかし、パラリンピックは、しょうがい者のスポーツという大きな枠の中のほんの一握りの人しか対象でない。他の人々は、地域でのイベントや障害者スポーツセンターでの活動に参加したり、リハビリテーションを行うなど、組織としてではなく個々での活動を行っている。国や行政・各スポーツ振興協会では、それぞれしょうがい者のための施策がある。しかし、それにも拘らず、なぜしょうがい者の人がスポーツをしている姿を目にする機会が少ないのだろうか。本論では、身近な地域において、しょうがい者のスポーツが世間にどれほど浸透しているか、各放送局におけるオリンピック、パラリンピックの放送時間の比較検討を行った。加えて、地域でのこれらの現状について、長居障害者スポーツセンターでの聞き取りを参考に、しょうがい者のスポーツの課題について論考した。
講評  今年の学年の卒業論文は,「論文の書き方・特訓」の成果が現れたのか,おおむね全員が
形式,内容ともよいできだったと評価している。ただし,11月,12月の上旬は鬼のようになったが・・・・。T・Aが親身になって,資料の収集,細部の修正まで指導の手伝いをしてくれたことも,良い結果に導いた。子ども・家庭問題,障害者問題,高齢者問題,心の問題,いずれの問題もアプローチは地域福祉視点での論文として作成することに,苦労していたようだ。
文献研究だけでなく実習やボランティア活動での体験,ヒアリング,調査などを盛り込み,社会福祉学科らしい論文であった。 中間報告会,卒論発表会など,(あとの飲み会含みで?)3回生,4回生合同での開催は有意義であった。
キーワード1 長居障害者スポーツセンター
キーワード2 人的・設備的な環境作り
キーワード3 認知度
キーワード4  
キーワード5  
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