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学科 社会福祉学科
年度 2012
ゼミ名 黒木 保博
タイトル 高齢者労働の推進(個人的要因と社会的要因の視点から)
内容 寿命の延びと低出産による高齢化により、社会保障費拡大や労働力人口の減少という問題が出てきた.また、長寿であるだけでなく、高齢となってもまだまだ身体的に元気な人が増えた.そのことから、高齢者労働推進に対する社会的要因及び高齢者自身の個人的要因が生まれた.社会的要因とは、①高齢化による年金や医療費など社会保障費用増大の対策②高齢化による将来的な労働力不足の改善③企業に必要な技能・技術・ノウハウの維持・継承を図るための人材不足の改善.これら3点に高齢者労働が必要であるというものである.また、個人的要因とは、①生きがいの確保②経済的豊かさの確保③より心身的に健康な生活の確保.これら3点に高齢者労働が必要であるというものである.本論文では以上のニーズについて詳しく把握した上で、現在の高齢者労働の現状および問題点を挙げ、その解決にはどのような対応が有効であるのかを、理念や事例などを参照しながら述べる.
講評 まず卒業論文論題として取り上げた動機・問題意識・課題性について、卒論を通じて自分の「思い」と「証し」が表現できていました。
また、単なる問題指摘だけで結論とならないように、課題点の明確化とともに、その解決方法、改善方法等を書き込むようにとの私の要請には、十分に応えていると評価します。論旨も一貫しており、参考文献を十分に読みこなし、文献を活用した執筆ができていたと評価します。ただし、もう少し多角的な分析ができていたらよかったと思います。

キーワード1 高齢者労働
キーワード2 個人的要因
キーワード3 社会的要因
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