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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 日本の身体障害者補助犬の課題検討 ―カナダの介助犬を参考に― |
内容 | 身体障害者を助ける盲導犬、介助犬、聴導犬、これら三種類の犬の総称が「身体障害者補助犬(以下、補助犬)」である。身体障害者と生活を共にし、身体障害者の自立と社会参加を目的に専門的に育成されている。2002年には身体障害者ら活躍によって、議員立法で身体障害者補助犬法が成立した。またテレビや書籍で取り上げられる機会も多い補助犬だが、現在でも補助犬を伴っての入店を拒否されるなど一般の理解不足による弊害が起きている。ほかにも認知度の低さや育成団体の資金不足、人手不足など様々な課題が残る。本論文では、介助犬使用者のインタビュー、訓練士のインタビューなども交えつつ日本の補助犬の課題を検討する。また、筆者が半年間インターンシップを行ったカナダの補助犬訓練施設での取り組みを参考に日本で補助犬がさらに活躍するためには何が必要か考察する。 |
講評 | 一年休学してひとつ下のゼミに合流した筆者。休学中に滞在したカナダでのインターシップ経験を卒論に生かし、身体障害者と補助犬というテーマに取り組んだ。補助犬がなぜ日本でもっと普及しないのか、そしてさらに活躍するために何が必要なのかについて検討した。カナダでの実践経験を生かし、筆者「ならでは」のテーマで私自身も勉強になった。ゼミでは討議にいつも積極的に参加し、貴重な役割を果たしてくれた。ゼミへの貢献に感謝したい。 |
キーワード1 | 身体障害者補助犬 |
キーワード2 | 障害者福祉 |
キーワード3 | 自立 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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