詳細 | |
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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2008 |
ゼミ名 | 上野谷 加代子 |
タイトル | 発達障害児の普通学級における支援体制の課題 ―スクールソーシャルワークに焦点を当てて― |
内容 | 近年、学校教育の現場では様々な問題が相互に絡み合い、複雑化している傾向にある。もはやこれらは教育現場におけるものに留まらず、学校内の教員だけでは処理しきれない状態となってきている。そんな中で、よりよい障害児教育を求めて2007年より新たに施行された特別支援教育の制度は、その閉鎖性などからよりいっそう学校内だけでの解決が難しい問題となっており、新制度に伴って新たに導入された特別支援教育コーディネーターの役割についても、未だ課題が多い。 そこで、学校内以外の生活、そして特別支援教育において新たに支援の対象となった発達障害児を取り囲む福祉・医療・労働機関、保護者、地域などとの連携を密にし、教育問題においてソーシャルワークを取り入れ、児童に対する周りの理解や協力を仰ぐことで、より各自のニーズに合った教育を提供していくスクールソーシャルワークの必要性について論及し、福祉と教育の協働スタイルを検討した。 |
講評 | 今年の学年の卒業論文は,「論文の書き方・特訓」の成果が現れたのか,おおむね全員が 形式,内容ともよいできだったと評価している。ただし,11月,12月の上旬は鬼のようになったが・・・・。T・Aが親身になって,資料の収集,細部の修正まで指導の手伝いをしてくれたことも,良い結果に導いた。子ども・家庭問題,障害者問題,高齢者問題,心の問題,いずれの問題もアプローチは地域福祉視点での論文として作成することに,苦労していたようだ。 文献研究だけでなく実習やボランティア活動での体験,ヒアリング,調査などを盛り込み,社会福祉学科らしい論文であった。 中間報告会,卒論発表会など,(あとの飲み会含みで?)3回生,4回生合同での開催は有意義であった。 |
キーワード1 | 特別支援教育 |
キーワード2 | スクールソーシャルワーク |
キーワード3 | 発達障害児 |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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