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学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 和束町のお茶農家の後継者不足を町おこしの観点から考える ―ずっと暮らしたい 活力と交流の茶源郷 和束― |
内容 | 大学時代のNPOでのボランティア活動を通じて和束町のお茶農家の方とかかわる機会があり、その活動を継続していく中たくさんのものを目にしてきた。和束町にみられる高齢化、後継者不足といった現状、和束町のお茶農家が抱える高齢化、後継者不足からうまれる放棄茶園の問題といったものである。またそれに向けた地元住民、町単位の熱心な取り組みを目にすることもたくさんあった。それに対して自分も問題意識を持つようになったし、なにかじぶんなりに手助けができたらと思いこのテーマを研究しようと考えた。またこのような第一次産業の後継者不足、農村地域での過疎化の問題は、全国単位で存在していることも知った。この問題は深刻で特に後継者の問題でいえば2010年の農林業センサスによると、農業就業人口は260万人で5年前に比べて75万人減り、平均年齢は65・8歳となり、初めて65歳を超えた。就業人口は85年には543万人だったというから、25年間で半減したことになる。このような問題の解決策の一つとして、「町おこし」という観点から取り組んでいこうと考えている。 |
講評 | 本論文は独自性のあるテーマであった。ボランティア活動を通して出会った地域の課題に着目し、和束町というひとつの事例を通して過疎地の町おこしについて考察した。日本各地で深刻化する過疎の問題に和束町の取り組みが参考になるのではないか、と、実際関わってきたからこそ、強い想いが伝わる論文を仕上げた。筆者は、4年生からこのゼミに合流し、ゼミに貢献した。3年間の付き合いをありがとう。 |
キーワード1 | 過疎 |
キーワード2 | 高齢化 |
キーワード3 | 町おこし |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
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