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学科 社会福祉学科
年度 2012
ゼミ名 Martha MENSENDIEK
タイトル 住居建築支援 ―貧困からの自立支援―
内容  現在世界は多くの貧困問題が存在している。貧困問題と言っても様々な要因があり、飢餓や教育不足、雇用問題、住居問題などのように数えきれないほどの問題が絡んでいる。その中でも筆者自身、海外での住居建築ボランティアを通じて住居問題の面から当事者と共に貧困問題にアプローチをしてきた。家があるということは、人間にとって基本的な権利でもあり、生活を支える不可欠なものである。人が生活する上で不可欠な住居の面からアプローチすることで、家族関係やその後の生活がより良いものになると考えている。しかし、私はこの活動を行っていく中で一つの疑問を持った。それは住居建築支援が本当に当事者の貧困から抜け出す自立支援につながっているのか。住居を手に入れても、その後の生活が良くなる保障がないからである。
 本稿では世界に広がる貧困問題を述べ、自立支援に関しては筆者が住居建築支援に携わった家族へのインタビュー調査をもとに結論を提示したい。
講評 筆者はサークル活動で取り組んできた貧困問題と居住をテーマに卒論をまとめた。自立支援、エンパワーメントとうい視点で考察し、4年間通して関わってきた実践活動のテーマを論文という形で考察を深めたことは大学生活の集大成とも言える作品でした。筆者には卒業後も世界の貧困問題に関心を持ち続け、これからの貢献も期待する。
キーワード1 貧困
キーワード2 住居
キーワード3 ボランティア
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