詳細 | |
---|---|
学科 | 社会福祉学科 |
年度 | 2012 |
ゼミ名 | Martha MENSENDIEK |
タイトル | 重度身体障害者の1人暮らし ―不安のない社会に向けて― |
内容 | 日本の急速な高齢化、脱施設化の影響をを受け、障害者福祉分野では新たな動きが出てきている。それは“1人暮らし”である。従来であれば、不可能とされてきた重度身体障害者の1人暮らし。しかし、近年その不可能とされてきた1人暮らしを行う重度身体障害者が出てきている。 本論文では、そんな重度身体障害者の1人暮らし生活にスポットを当て、ノーマライゼーションや自立支援法といった理念や制度が重度身体障害者の生活に対してどのような影響を及ぼしてきたのかについて触れている。これらを踏まえた上で、重度身体障害者がどのような思いでどのような1人暮らし生活を送っているのかについてインタビュー調査を通して明らかにした。インタビューで明らかとなった課題の解消のために、アメリカの自立生活カウンセラーの取り組みを取り上げ、これからの日本重度身体障害者の1人暮らしの展望について論及している。 |
講評 | 筆者は重度身体障害者の社会的自立、とりわけ一人暮らしの可能性を考察した。一人暮らしを臨む当事者の妨げになっているものを整理し、不安なく社会で生活していくために何が必要なのかをまとめた。当事者の実体験を得たことで、福祉にはかかせない視点を取り入れられた。 |
キーワード1 | 重度身体障害者 |
キーワード2 | 1人暮らし |
キーワード3 | ノーマライゼーション |
キーワード4 | |
キーワード5 | |
戻 る |